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ジカンシホン

時間は資本です。時間管理大好き。

「必要」と「願望」を区別する。やりたい仕事ではなく「やらないと困る仕事」に全力を注ごう!

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時間管理を突き詰めて、多くの仕事こなせばこなすほど・・、また、時間管理を行いなんとか余暇の時間を確保すればするほど、なんとなく落ち着かない気持ちにさせられてしまっている自分に気づきました。時間を管理して達成感や満足感を味わうことこそが目標なのに(限られた時間を有意義に使うことこそが幸せになる究極の方法 - ジカンシホン)、やればやるほど、追われたような気持になるのであれば本末転倒です。何かが間違っているような気がしました。

そこで思い起こしたのが、タイムマネジメント研修で学んだ「必要」と「願望」を区別する考え方です。
yoshinorihara.hateblo.jp

「必要」と「願望」の違い

今、目の前にある仕事が「必要」なのか「願望」なのかが分からなければ、時間管理はもろ刃の剣となります。「願望」は無限です。ということは「やりたい」と思う仕事を追求していけば、いつまでたっても未完了が続くということです。そもそも仕事というものは「必要」だからやるもので「願望」を満たすためのものではありません。「願望」は趣味レベルにとどめないと食いつくされるのが人間の弱みです。ここに仕事中毒になってしまう罠があります。私もそうです。

カギは「必要」と「願望」の違いに気が付くことです。

「必要」とは「不可欠」ということ

「不可欠。むかし学校で習った漢文のレ点をつけて読み下すと、欠くべからず、となります。」 漢文かぁ、懐かしい響きだな。レ点とか。日常会話ではまず出てこないもんな。 「欠けてはならない、欠けると困る。まさに、いま黒川さんが発表された通り、それ以下になったら困るという水準です。」 そう言って、先ほどの不可欠という言葉の下に、 『それがなかったらどうなるか?』 『それをしなかったらどうなるか?』


「この定義を当てはめると、私たちが必要性を判断するときに考えるべきこと、言語化すべきことは、それをやったらどうなるかではなく、それをしなかったらどうなるかということになります。物の購入を考えるときにも、それがあったらではなく、それがなかったらどうなるかを考える。それを考えたときに……」「それをやらないと、またはそれがないと目的や目標を達成できない。または狭義の問題、つまりクレームや納期遅れ、不良などのネガティブな事象が発生する。それが、必要という言葉の意味合いになります。」


引用:実践!タイムマネジメント研修: より少ない時間で、より高い成果を出すために Kindle版 坂本 健 (著) - ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

私たちがなすべき仕事は基本的に「しなかったらどうなるか?」と自問して、放っておけないことであるべきです。なぜなら、しなくても困らない、しなきゃしないで済む仕事や、誰かがやる仕事であれば、自分の貴重な資源を費やす価値が無いのです。あまりにドライな考え方のように思えますが、ここには、時間が限りある資源であるという、非常にシンプルな真実があります。何もかもコミットしていけば、何もやる時間が無くなってしまうのは当然のことなのです。

この仕事が「必要」かどうかを自問するにあたり、それをしないことで、

・どんな問題が
・どれくらい

発生するかを考えてみると良いようです。それがソコソコで許容できるリスクなら、それを「しない」という選択肢もあるということです。優先順位と比較される語で「劣後順位」という言葉があります。ドラッカーの著書に登場する言葉です。
参考:難しいのは優先順位ではなく劣後順位の決定だ。|3分間ドラッカー 「経営学の巨人」の名言・至言|ダイヤモンド・オンライン

劣後順位を、簡単に言えば「しないこと」を決めること。「すること」を決めることは「しないこと」を決めることでもあるのです。「必要」な仕事に関する考え方がしっかりマスターされていれば、劣後順位も優先順位も決められるようになるでしょう。

「願望」とは「あったらいいな」

「この、必要という言葉の対極として、私がよく紹介するのが『願望』という言葉です。それがなかったらどうなるか? と聞かれたときに、無くても特に問題は起きないけど、あったらこんなにいいことがある。あったらいいな。これが願望です。願望をすべて否定するわけではありませんが、優先順位ということを考えるならば、まず必要を満たすことが先でしょう。もし、そういう必要をすべて満たして、なお余力があるならば願望に手をつければいい。願望のために残業していては本末転倒となりますので、そこは費用対効果を考えて、きちんと判断しないと過剰品質に陥る可能性が高くなります。」


引用:実践!タイムマネジメント研修: より少ない時間で、より高い成果を出すために Kindle版 坂本 健 (著) - ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

「必要」と対照的な言葉に「願望」があります。「あったらいいな」「やりたい」という「願望」に属する仕事には限界がありません。自分の好きな分野の仕事を突き詰めていくときこそ、この罠があります。「必要」な仕事と「願望」が混じってしまうと、いつまでたってもその仕事を終わらせることができません。タイムマネジメント研修の言葉で言えば「過剰品質」。つまり「やりすぎ」なのです。

大事な仕事でも「やりすぎ」は勧められません。時間が無限にあり、すでに厭世的な生活を送っている芸術家であればよいのです。芸術家の多くは、当時の世に受け入れられませんでしたが、それはおそらく「過剰品質」だったからでしょう。「必要」な仕事をおざなりにして「願望」の仕事を追求した故に、完成度は高まりましたが、彼らが生きている間にその作品が認められることはありませんでした。こと、ビジネスで考えると、芸術家の生き方は美談にはなりません。こだわりがありすぎると、どれだけ仕事ができても、必要と無駄を分けて考えられない人とみなされること必至です。

そこで、自分が今取り組んでいる仕事を見直すことが「必要」です。

・これは本当に「必要」な仕事なのだろうか?
・もしかすると「願望」に属する仕事ではないだろうか?

目の前のことをめいっぱいやる

このようにして「必要」をしっかりあぶりだして初めて、目の前の仕事を全力で行う時間管理が生きてくるのです。そして、まあ、けっこう悲しい真実ではありますが、とにかく「必要」をこなしていくだけで「願望」の仕事を行う時間はほとんどないことに気づくのです。ということは「願望」の仕事を優先して、やりすぎている時、「必要」は放り出していることになりますね。

確かに痛いのですが、この真実から目を背けてはいけないと自戒します。

「能力を高める近道は、目先のことをめいっぱいやるだけです。仕事がよくできる人を目にすると、自分との差があまりにも離れすぎていて、気が遠くなり、あきらめてしまいがちです。しかし、目の前にどれだけできる人がいても気にする必要はありません。大事なのは、今自分がやるべきことをめいっぱい努力することです。すると、時間の価値が加速度的に上昇し、能力も向上していきます。」


引用;誰よりも短時間で、常に最高の成果を挙げる人の すごい! 時間管理術 (PHPビジネス新書) Kindle版 戸田 覚 (著) - ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

まとめ

どうして、これほど忙しいのだろうか?そして、どうしてこれほど満足感が無いのだろうか?ここに「必要」と「願望」のワナがあるということに気づかされました。今まで意識していなかったことだったので、違う角度から突然タックルを受けて、ひっ転んだような衝撃を受けましたが、時間管理の生き方を突き詰めていくためには必要な衝撃だったと思っています。

この考え方がマニャーナの法則のベースになっているのだと思います。単に仕事の先送りではなく「なすべき仕事」(必要)はそれほど多くないので、一日ごとに仕事は「完了」させられるということなんでしょうね。私は、未完了リストを見ながらいつもいつも焦った気持ちでいたのです。完全に間違っていました。
yoshinorihara.hateblo.jp

私は確実に電話よりメール派!メールは即座に返信するのが私の流儀。

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仕事のできる人はメールを使いこなしています。たぶん。ただ、どちらかというと電話派、メール派が分かれるのではないでしょうか。自分の好みにより、述べられている成功法則もさまざまであるように思います。

私は確実に電話より、メール派です。そもそも電話が嫌いでメールの方がコミュニケーションがとりやすいという性格も関係しているのかもしれません。性格もあり、メールで仕事をこなすことには何の抵抗もありませんので、自分の得意を徹底的に磨いてきたいですね。

これ磨くと「ワザ」化しますよ。

仕事は電話よりメールで済ませる

「今や、一日に一度も携帯電話が鳴らない日があります。ところが、メールは確実に数百通届きます。例えば、取引先に一日で二〇本の電話をかけてみてください。多分、たいへんな思いをするでしょう。二〇件すべてと通話ができることはまれで、二~三件は連絡が付かないかもしれません。ところが、電子メールなら、二〇通送っても一時間とかかりません。しかも、電話よりも的確なやり取りができます。聞き間違いや伝言が伝わらないなど、電話にありがちなトラブルはすべて解消できるのです。

メールは、相手も自分も時間を拘束されない素晴らしいコミュニケーションの手段なのです。例えば、一本の電話なら負担が少ないように感じるかもしれませんが、これは間違いです。一本でも、一〇本でも、コミュニケーションはすべてメールに切り替えましょう。」


引用;誰よりも短時間で、常に最高の成果を挙げる人の すごい! 時間管理術 (PHPビジネス新書) Kindle版 戸田 覚 (著) - ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

現在、進めている仕事は電話よりメールの方がメリットが大きいと感じています。まず、お互いに記録が残ること。言った言わないになりません。資料や画像の添付ができること。後になってgmailで検索できること。転送できること。電話では不可能なメリットがいくらでも思い浮かびます。

もっとも仕事の忙しい時には、私は早朝5時頃に一気にメール返信などを行っていましたが、電話を同じようにこなすのは不可能です。できる時に「作業」としてまとめて行えるのもメリット。あえて、対面、電話よりメールで済ませるという意識を持っても良いと思います。もちろん、すべてがメールで完結する仕事は稀だと思いますので、何度も顔を合わせている担当者や同僚など、普段の関係の上に構築されていくというイメージですね。

メールの返信が速いことのメリット

「あなたの返信が遅いと、相手は常にメールを送ってくれることをしなくなり、急ぎの用件は電話をかけてくるでしょう。僕は、とにかく返信が早いので、急ぎの用事でもメールでやってきます。これはとても嬉しいことです。メールの返事が遅いと、相手は「読んでいるのかな?」と、不安になります。これもよくありません。返事がすぐにできないとしても「折り返しお返事いたします」という確認のメールだけでも送っておきましょう。」


引用;誰よりも短時間で、常に最高の成果を挙げる人の すごい! 時間管理術 (PHPビジネス新書) Kindle版 戸田 覚 (著) - ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

過去にもメールの返信が速い人の本を何冊か読んだことがあります。中には、メールを読んだ瞬間に強制的に返信ボタンを押すという猛者もいて笑えました。メールの返信を早くすればするほどメリットがあります。ある意味の信頼残高という価値が貯まります。

メールの返信が速いと電話が来なくなるというのは大きなメリットですね。この人はメールすればOKと思ってくれると、相手との連絡ラインも基本はメールになります。私のメール返信はなかなかのスピードだと自負していますが、もっと精度をあげていきたいと思います。まだ、けっこう電話来るので(笑)

メールの返信に関しては諸説あります。

メールで仕事が中断されてもかまわない

マニャーナの法則をはじめとして、あえてメールの返信をすぐにしない派も多いのですが、これは人それぞれのスタイルだと思います。たぶん、メールの返信を遅らせる人は、どちらかというと電話派なんじゃないかなと思います。
参考:マニャーナの法則 明日できることを今日やるな 単行本(ソフトカバー) – 2007/4/5 マーク・フォースター (著), 青木 高夫 (翻訳) - ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

来たメールに即座に反応していくと、仕事が何度も中断されてしまう。マルチタスクで集中力が低下してしまう罠を指摘する人たちもいます。しかし、私は仕事が中断されるデメリットより、即座にタスクを完了させてしまう方を取りたいですね。クラスタリングの発想で考えれば、脳の切り替えのスピードは一般的に考えられているよりはるかに速いんです。

私は、タイマーをかけて仕事をしていますが、一区切り(10分、15分)の合間にメールに返信したり、メールの下書きを作ることは可能です。短いスパンでメールに返信する時間を定期的にとるイメージでしょうか。
lifetime.hatenadiary.com

メールの返信に関しては全く対立する「派」があって面白いですけどね。私は即返信派です。

メールはすぐに返信するな。 (中経出版)

メールはすぐに返信するな。 (中経出版)

メールは1分で返しなさい!

メールは1分で返しなさい!

まとめ

すでにバリバリ仕事でメールを使いこなしています。メールなしでは私の生活は成り立ちません。今の自分の仕事スタイルを確立し、自信を持つためのポストでした。同じスタイルで仕事をこなしていく人を見ると、やはり安心しますもの。

仕事に追われない秘訣!計画を立てる時は「アポ」だけではなく「作業」の時間も決めておく!

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どうしても時間が足りなくなってしまう!と慌てる(もしくは落ち着かない気分になる)ことが多いです。動かせないアポイントメントや自分でどうしようもできない時間はともかくとして、それ以外の時間の使い方にもう少し自覚的になる必要を感じています。今日は、やってみるとシンプルなことなのですが、意外と抜けてしまう時間管理テクニックの話です。

作業もスケジュールに反映させる

「必ず作業もスケジュールに反映させてください。もちろん、そのためには、自分が作業をするのにどのくらい時間がかかるのか、見積もれないと話になりません。作業時間を見積もる方法は後述します。ちなみに僕の仕事は、アポイントと作業が半々程度の比率です。作家と聞くと、原稿ばかり書いているように思われるかもしれません。しかし、日中のほとんどは外出しています。取材や打ち合わせ、講演、コンサルティングなどに忙しくしているのです。しかし、私たちの仕事では、成果物である原稿を書かなければなりません。ですから、アポイントと作業をしっかり分類できなければ、締め切りが守れないわけです。」


引用:誰よりも短時間で、常に最高の成果を挙げる人の すごい! 時間管理術 (PHP) 戸田 覚

私の場合、スケジュールはすべてグーグルカレンダーで管理しています。通知を設定しておくと決まった時間に、翌日の予定をメールで送ってくれ、またその日の早朝5時に予定の一覧をメールで送ってくれるのが非常に便利です。しかし、この予定に「作業時間」を反映させるというのは盲点でした。アポは必ず入力するのですが、そのアポをこなすには、事前の準備・資料の作成などが必要です。いつもは頭の中で逆算して作っていくのですが、複数の案件を抱えると、常に追われている感じになっています。

グーグルカレンダーに「作業」を入力

そこで、改めて自分の予定に向き合うと、いつ、どこで、「作業」や「事前準備」を行うかの「計画」ができていないということに気づきました。アポだけではなくて、「作業」の時間も組み入れる必要があるのです。ここまですると、その日、仕事に向き合ったときに、何をするかで思考を働かせる必要がなくなります。テーブルの上にあるものをとにかくこなしていけばいいだけ。

最近読んだ吉澤氏の本では、時間割を色分けすることが勧められていました。何に自分の時間を使っているのかを色分けすると課題や改善ポイントが見えてきます。私の場合は、もはや自分には時間が無いということを確認するために使えました。

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画像引用:仕事に使える 感情コントロールの技術 単行本(ソフトカバー) – 2013/1/25 吉澤 ゆか (著) P145

さっそく、グーグルカレンダーに細かに入力を始めましたが、なかなかゲンナリしてきます。それと同時に、これだけの量の仕事を持っているのだから、新たな仕事をどれだけ受けられるのか(実際には「受けられないのか」)が分かります。その瞬間には、まだやれる!と思うのですが、ちゃんと見積もれていないんですよね・・。

やはりちゃんと外に出して計画を考えることが必要だということが分かります。忙しい、忙しいと思って、生きていますが、どうもマッチポンプ(自分で火をつけて消して歩く無意味な様)のような気もしています。いかんね。ここらへんで抜本的な改革に進みたいところです。

「クラスタリング」。簡単に言えば、仕事と仕事の間のスキマ時間をフル活用して仕事にあたること。

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やるべきこと、要求されることはあふれんばかりですが1日の時間はどうしても決まっています。どんな人にも24時間しかありません。どうしても「時間」が無い・・・と焦る気持ちに追われる日々ですが、そんな毎日に、ほんの少しでも余裕を持つ方法をご紹介します。実は、手のひらからこぼれるかの如く、意外と浪費してしまう・・「小銭」のような貴重な時間があることに気づきました。それが仕事と仕事の間の「スキマ時間」です。

「スキマ時間」を使うテクニックを「クラスタリング」と呼びます。(この言葉は別の意味でも使われますが、ここではスキマ時間使用法として紹介したいと思います。クラスターは「かけら」という意味で、細分化、分割、分解といった意味を持ちます。)貴重な洞察を与えてくれた一冊の本をご紹介します。

実践!タイムマネジメント研修:

実践! タイムマネジメント研修: より少ない時間で、より高い成果を出すために

実践! タイムマネジメント研修: より少ない時間で、より高い成果を出すために

  • 作者: 坂本 健
  • 出版社/メーカー: 株式会社ポテンシャル・ディスカバリー・コンサルティング
  • 発売日: 2015/01/03
  • メディア: Kindle版
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この本は、実際のタイムマネジメント研修の様子をそのまま体感できる面白い作りになっています。きわめて効果的だったアイデアが上記の「クラスタリング」です。簡単に言えば、仕事と仕事の間のスキマ時間をフル活用して仕事にあたる・・というものです。

クラスタリングは効率が良い

紹介されている研修では、ビチビチに詰まっている予定の中で「4時間」の新たな仕事を依頼されるという場面が登場します。ほとんど人が金曜日の夜の「残業」でなんとか時間を確保しようとしますが実際には、クラスタリングのテクニックを使えば、改めて時間を作らなくても4時間を確保できることを講師は示していきます。

簡単に言えば、スキマ時間を使いましょうということ。でも、ほとんどの人が「それは無理っしょ」と思います。こんな少しの時間じゃ何もできないよ!って。集中するまでに時間がかかるし、エンジンかかったころに中断されるのって、逆に非効率じゃない?って思うんです。しかし、ここで講師が図表を出しながら、説明します。実は、私たちの脳の働きは自分が思っているよりもはるかに優秀なのです。

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「私たちの脳みそって、実は私たちが考えている以上に優秀なんですね。一気に仕事の要領をつかみ、集中力も高まり、処理量が飛躍的に上がっていきます。だいたい5分から10分くらいで、完全に仕事に入り込んでいくのが普通です。」 そう言いながら、日向講師は赤い曲線をぐっと急カーブで頂点まで引き上げた。それからいったんマーカーを置き、こちらを向いた。「間違っても30分もかかることはありません。」


「5分というのは、実は結構いろんなことができてしまう長さなんです。テレビを見たり、雑誌を読んだりというように、受け身で消費するだけならあっという間に感じている時間ですが、能動的に生産活動に向けると、全く感じ方が異なるんです。みなさんがこのホワイトボードに書いてあるように、10分くらいで急速に処理量が上がっていくという事象に違和感を持つのはなぜか。それは10分間という時間を意識的に、客観的に使ったことがなく、その時間が持つ可能性を過小評価しているからなんです。」」


引用:実践!タイムマネジメント研修: より少ない時間で、より高い成果を出すために Kindle版 坂本 健 (著) - ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

なんと、わずか5分か10分で脳は集中力のある仕事を十分にこなせるほどのトップスピードに入るのだそうです。その逆に、40-50分で急激にパフォーマンスが落ちる(集中できなくなる)のです。このことを考えると、まとまって大きな時間を割くよりも、細かな時間をフル活用していったほうが、実は大きな仕事を片付ける際にはスピードアップすると言えるわけです。

4時間かかると見積もった仕事もクラスタリングでこなすと3時間前後で終わることもあるそうです。多くの人が10分、15分という時間を「自覚的」に使っていないために、そのわずかな時間でどれほど多くのことができるかを知らないと言われます。・・・・悔しいながら、私もそうでした。

15分を侮るなかれ

カギは、まとまった時間が無いと「時間が無い」と感じてしまう自分の中の心のハードルだったようです。小さなものでも積み上げていくと大きなことを成し遂げることがができます。日本のことわざでも「塵も積もれば山となる」と言います。時間も同じように使えるのです。そして、そのほうが効率的だという真実。

「15分」のスキマ時間も積み重なると莫大な時間になります。ここで改めて計算してみましょう。

もし、1年間、毎日15分、時間をとることができれば・・・


「15分×365日=91時間」


これは、週2回、1時間の習い事に通うのと同じ時間量となります。

また、1日のうち、数回、端数ともいえる15分が空いてしまうことがあります。もし、1日のうち15分×4回が使えるとしたら当然ですが、1時間の時間が使えることになります。


「1時間×365日=365時間」


これは1日8時間労働の仕事で考えれば、実に45日分の時間になると言います。(45日休暇をとろうと思うと大変ですよね・・ っていうか普通は不可能)

参考:1日15分でうまくいく「できる人」の時間活用術 箱田忠昭 - ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

できる人は必ず使っている

仕事のできる人というのは、だいたい、スキマ時間をフル活用しているものです。

例えば、戸田氏の場合は、原稿をスキマ時間で書き上げています。わずかな時間でも、ゼロではないのです。

「一〇分以上の時間が空けば、単行本の原稿を書き始めます。一〇分では五行しか書けないかもしれません。しかし、そんな細切れの作業を一〇回くらい繰り返せば、五〇行書けるのです。こんな地道な積み重ねが重要なのです。もちろん、五分間で一息ついて休息するのもいいでしょう。しかし、繰り返し書いているように、休憩と何もしないということは別です。ただぼんやりと五分を捨てている人は、一日に三回も四回も捨てているのです。結果、毎日三〇分は捨ててしまうことになります。」


引用:誰よりも短時間で、常に最高の成果を挙げる人の すごい! 時間管理術 (PHPビジネス新書) Kindle版 戸田 覚 (著) - ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

戸田氏は「中断できる作業が細切れ時間に向いているわけです。商談を細切れにするのは不可能ですが、書類作りなら可能」と言っています。人が関わらない仕事の中にはチョコチョコと手をつけられる仕事が多くあります。こんな少しの時間じゃできないだろうし・・と思うところがワナで、人はわずかの時間に多くのことができるものなのです。

時間の使い方に「自覚的」になる

もちろん「クラスタリング」という概念を知ったからと言って飛躍的に仕事が楽になるわけではありません。

こうした「技術」は使いこなせるまで多くの練習が必要です。まず最初にできるのは自分の時間の使い方に「自覚的」になることかもしれません。ここに15分、あそこに10分、ここにも20分、一日のうちに発生している「小銭」のような時間を「自覚」することからスタートです。まず時間に「自覚的」になると、あ~、これがまるで「小銭」のような時間なのだと気づけるようになります。そこからスタートなのです。

まとめ

「クラスタリング」という言葉が与えられることでスキマ時間の価値はグッと上がった気がします。何より、短い時間をチョコチョコ使っていく仕事が「逆に」効率的であるという真実は、発想の転換を促します。時間管理ノウハウの肝として、日々の生活の中でこぼれ落ちそうな小銭のような時間をどう使うかを徹底して考えてみたいと思っています。

限られた時間を有意義に使うことこそが幸せになる究極の方法

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時間管理は究極的に言えば、幸せになる方法です。限られた時間で決めたことをすべて行えた時の満足感は大きなものです。時間とは、結局、命そのものです。時間をうまく使えたという感覚は、一日一日の中で、命そのものを充実して使えたかという幸せ感に直結しています。

「時間は絶対的な価値です」

「自分が満足できる収入を得るのは簡単ではありません。いくら働いても、「もっとお金が欲しい」と思ったり、「今の会社ではこれ以上無理だ」とあきらめている方も多いでしょう。ところが、時間を生み出すことは、お金を生み出すことほど難しくはありません。理由は簡単です。お金は際限がなく、いくらでも欲しくなるからです。ところが、時間はどれだけ頑張っても二四時間以上にはなりません。人生も七十年くらいで終わります。そう考えると、限られた時間を有意義に使うことこそが、私たちが幸せになる究極の方法のひとつだと思いませんか?」


「自分で思い通りに時間が使えれば幸せになれます。たくさんの時間があっても、自分なりに充実していなければ幸せではありません。逆に、たった一時間の休息でも、自分が充実していれば幸せなのです。努力してお金を稼いでも、心の底から幸せにはなれないかもしれません。しかし、限りある時間を思い通りに使えれば、きっと幸せになれるのではないでしょうか。」


引用:誰よりも短時間で、常に最高の成果を挙げる人の すごい! 時間管理術 (PHPビジネス新書) Kindle版 戸田 覚 (著) - ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

お金持ちがうらやましがられるのは、自由になる時間が多いからでしょう。だから、何億稼いでいても、自分の時間をとれないほどに疲弊している生活には何の魅力もありません。むしろ、低レベルでも時間が十分にある(そして、十分に使えている)生活のほうがよほどに幸せです。結局のところ、人は、お金ではなく時間にこだわっているのです。

プア充 ―高収入は、要らない―

プア充 ―高収入は、要らない―

本質が分かれば、時間管理を追い求めることで、人は幸せになれるのではないか?これが一つの結論です。興味深いですね。時間管理の哲学を戸田氏から学びましたが、この熱い理論あっての、細かなテクニック。まず大事なのは理論ありきだなぁと思う次第です。

まとめ

このブログでは、細々した時間管理ノウハウやテクニックを総合していくことが目的です。そして、その延長線上にあるのは、幸せの追求なのだという、かくも単純なことに気が付いてしまったのです。

時間管理ノウハウが大好物です。

時間管理ノウハウを書き溜めるためのブログをもう一個アップしました。なかなか忙しくなってきたので、ゆっくり本を読む時間を確保するためには、どうしても時間管理のノウハウが必要になってきました。完全に自分のための雑記帳ですが、身に着けたノウハウを残していきたいと思います。

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